アジャイル事業部は2014年に発足した事業部です。当事業部の前身となる部署でアジャイル開発、およびアジャイルに関するコンサルティングを担当していたメンバーが中心となり、より専門性の高い新組織として立ち上げました。事業部として活動を始める以前からアジャイル開発と相性がいい言語としてRuby、フレームワークとしてRuby on Railsを組み合わせて使っていたメンバーが多く、現在もその流れで開発を行っています。事業部は東京を拠点とし、開発体制はリモートワークとなっています。
アジャイル事業部の仕事は特に業種やジャンルを問いません。私達は主にWebで動作するシステムを開発しているため、ブラウザで使えるシステムであれば、どのようなものでも適応が可能です。特徴は改善を重ねながらよりよいソフトウェアを作っていくという点にあり、対象となるソフトウェアと、ソフトウェアを作るためのチームの両方を改善しながら進めていきます。短いスパンで改善を繰り返していくというのがポイントで、私たちは1~2週間ごとに作るものを決め、その度にチームで振り返りをして、開発そのもののやり方を改善していきます。最初に納期や細かな仕様を決めて開発を進める従来型のソフトウェア開発と比べると柔軟性があるのがメリットですが、その反面、開発の方向性が変わりやすくお客様の要望をいかにコントロールしていくかも重要な要素となります。
アジャイル事業部には、2つのグループがあります。一つは Ruby × Agile グループ。これはWebサービス開発を行うグループで、「こういうものを作りたい」というアイデアを持つお客様と一緒になってプロダクトを作っていくのが主な仕事になります。これまでの実績で多いのは、BtoB、BtoCのサービス開発です。介護系求人などの人材紹介サービスやリフォーム会社と顧客をつなぐサービス、クリエーターと顧客を結びつける動画編集サービスなど。これまで人が行っていた業務をシステムが代替することで事業の効率化をお手伝いしています。もう一つが、アジャイルコンサルティンググループ。こちらは、開発チームを持っているお客様の現場改善が主な仕事となります。仕事の進め方ややり方など、現場をどのように改善したら効率や士気があがるかをサポートしています。最近では、ソフトウェア開発以外の現場をお持ちのお客様にサービスを提供することも増えてきています。