私たち医療システム事業部は、医療機関や介護施設といったヘルスケア業界に業務支援システムを提供することをミッションとして1989年に発足しました。現在、30名という地域最大級の体制で事業を展開しており、福井・石川地域をメインに多くのお客様とお付き合いしています。
昨今のヘルスケア業界においては「医療DX」の名のもと、急速にICT化が進んでいます。その中心となるのは私たちが主力製品として取り扱っている電子カルテと医療・介護の診療報酬計算請求を行うシステム（レセコン）です。
現在、レセコンはほぼ全ての医療機関ですでに稼働していますし、電子カルテの普及も急速に進んでいます。情報が電子化されることで医療機関同士の相互連携が可能となり、医療ICTは目まぐるしく変化しています。昨今ではマイナンバーカードの保険証利用を契機として、ほぼすべての医療機関がクラウドを経由して結ばれました。今後はオンラインを利用し、電子化された情報のやり取りを行うことが求められています。
こういった変化や進化に対しアンテナを張り、国の施策や業界の動きを日々キャッチアップし、未来を想像しながらお客様と共に私たちも成長しています。

一方、ICT化が進むということは、マルウェアを始めとするサイバーインシデントの脅威が増えるということです。私たちは、ICTのプロフェッショナルとして、情報セキュリティの重要性を強く意識してお客様の機密情報を守ることを使命とすると共に、それに必要なシステム環境への提案も行っています。
電子カルテやレセコンをはじめ、各種部門システムやお客様に有用となる様々なICT製品を提供し、お客様の安全安心を守りながら日々の業務を総合的に支援することを通じて、お客様から良き相談相手として信頼していただくことが私たちの仕事です。

医療システム事業部は、医療に従事している方はもとよりベンダーやメーカーの方々など関係するたくさんの人々と接することがとても多い部署です。単にシステムを売るだけではなく、私たちの経験や学び・ノウハウをお客様に惜しみなく提供し、どのようにシステムを使えば医療従事者やその向こうにいる患者さんのためになるかを常に考え、システムの提案から導入、サポートをワンストップで行っていく、私たちの価値はそこにあります。ですので、私たちはお客様の目線に立った対応やどんなことでも相談しやすい信頼関係の構築など、技術以上に「人」を評価していただけるよう心がけています。システムは稼働してからが本格的なスタートであり、お客様とのお付き合いも長期間にわたります。とりわけ電子カルテは医療機関の基幹システムであり、一度動き出すと止めることはできません。人の命にも関わるシステムなので、導入やサポート作業は細心の注意を払って取り組んでいます。責任がある分やりがいも大きく、「永和さんにお願いしてよかった」「◯◯さんが担当で頼りになった」というお客様からの声をいただけることが何よりの喜びであり次のモチベーションにつながります。
医療システム事業部には、お客様の役に立てることが喜びでありエネルギーになるような心根の温かなメンバーが集まっています。皆が成長し、仲間の成果や成長をみんなで喜びあえる、そんな気風を大切にしています。